シルクロードのコイン 1 帝京大学シルクロード叢書 001
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2016年、シルクロードの歴史や文化、考古学、文化遺産に関する学術的な調査研究を目的として設立された「帝京大学シルクロード学術調査団」。その中核となっているのがアク・べシム遺跡(キルギス共和国)の発掘調査である。その成果を広く公開するとともに、今後のシルクロードに関する学術研究の礎として情報を広く共有するべく、「帝京大学シルクロード叢書」を刊行することとなった。その第1弾のテーマは、遺跡から出土するコインだ。文献史料に乏しいシルクロード地域において、コインは時代の歴史や経済、文化、人々の生活を知る上で重要な資料である。本書では人文科学的な考察のみならず、コインの材料分析という自然科学的なアプローチも用いて、コインを通じたシルクロードの様相に迫る。
編 | 山内和也 |
発行 | 2025年2月10日 |
判型 | A5 |
頁数 | 198 |
ISBN | 978-4-434-35249-2 |
定価 | 3,850 円(本体価格 3,500 円+税) |
古代から中世のシルクロードのコイン(平野伸二)
帝京大学文化財研究所チームがアク・べシム遺跡で発掘したコインをめぐって(吉田豊・山内和也)
アク・べシム遺跡出土のコイン(藤澤明・三浦麻衣子・竹井良)
中央アジアのコインの材料と鉛同位体比からみたイスラーム化以前の金属流通(竹井良・藤澤明)
ヒンドゥークシュ南北の貨幣とその周辺(宮本亮一)
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