書籍詳細

AIとヒューマニズム

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AIの時代がやってきた。今や地球上には、知的生命体である人間と、その人間が生み出した情報技術による知的機械AIという2つの知的システムが存在し、交流するという新しい状況が誕生した。

ここで問題となるのが、人間はAIをどう使いこなしたらよいか、という点。人とは何か。人とAIは何が違うのか。我々はこれからどのような文明を作るのか――。こうした難問に対し、AIの理論的基盤を開拓してきた世界的な数理工学者・甘利俊一(文化勲章受章)をはじめとする4名の研究者が集まり、それぞれの立場から「AIと人間」について論じたのが本書である。
甘利はAIの仕組み、人間とAIの思考の違いを語り、未来の文明の可能性について論じる。
情報科学と遺伝子学の専門家である城戸隆は、パーソナルゲノム研究を通した自己探求を手掛かりに、AI時代のウエルビーイング、来るべき文明について思いをはせる。
経済倫理学を専攻する後藤玲子は、個人の尊厳を守り、その可能性を最大限に伸ばすためにケイパビリティ(潜在的可能性)という見方が不可欠であることを提唱する。
哲学者・羽入佐和子は甘利との対談を通して、“ヒューマニティ”を軸に、人間同士の対話の重要性を指摘している。

本書には混沌とした現代を、先の見通せない未来を思索する上での知恵とヒントが詰まっている。

甘利俊一
発行 2026年9月8日
判型 新書
頁数 390
ISBN 978-4-434-38531-5
定価 1,320 円(本体価格 1,200 円+税)
序 …………………………………………………………………………………………甘利俊一

第一部 人工知能は新しい文明をもたらすか ………………………………………甘利俊一

第二部 AIは進歩か、退化か
――AI時代の人間とは何か……………………………………………城戸 隆

第三部 AI×ケイパビリティ…………………………………………………………後藤玲子

第四部 AIとヒューマニティ
――人にとっての対話と理念――甘利俊一氏と語る………………羽入佐和子
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