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東カリフ帝国の世界(抄訳) 帝京大学シルクロード叢書007

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 本書で取り上げた『東カリフ帝国の世界』(原著1905年刊)は、東カリフ帝国(アッバース朝)からティームール時代(8世紀~15世紀)の頃の、メソポタミア(現在のイラク)、ペルシア(現在のイラン)から中央アジアという広大な地域についての地理書である。

 著者のル・ストレンジ(1854~1933)はイギリスのオリエント学者。この労作を著すにあたって、同時代の文献だけでなく地理学者や宇宙論者、歴史家の著作や旅行者の残した記録を渉猟した。これによって地形や建物、交易品や工芸品、農産物や鉱物、そして各地域間の旅程までが詳細に叙述されており、この時代のイスラム世界の様子がいきいきと描き出されている。

 本書は、原著の中から「はじめに」と「序論」、さらに中央アジアやアフガニスタン、その隣接する地域を取り上げた第23章から第34章を訳出したもの。中央アジアとシルクロード地域の歴史地理に関する概説であり、入門書ということができる。

編訳 山内和也
発行 2026年4月7日
判型 A5
頁数 約320
ISBN 978-4-434-37557-6
定価 3,850 円(本体価格 3,500 円+税)
訳者前書き/ムスリム地理学者の略号と年代表/引用文献リスト/地図/第1章 序論/第23章 大砂漠とマクラーン/第24章 スィジスターン/第25章 クーヒスターン/第26章 クーミス、タバリスターン、ジュルジャーン/第27章 フラーサーン/第28章 フラーサーン(続き)/第29章 フラーサーン(続き)/第30章 フラーサーン(続き)/第31章 オクサス川/第32章 フワ―リズム/第33章 スグド/第34章 ヤクサルテス川の諸州/索引
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